今回から新企画「グループ部署紹介」がスタートします。私たちのグループは「私の約束」に基づき多様性を推進しています。さまざまな個性や価値観を持つ人が数多くの部署、事業会社で働いており、他部署の業務や、そこで働く人の想いを知ることで、グループの一体感を高め、より強じんな企業体質につなげるのがこのコーナーの狙いです。第1弾は、2022年11月に経営管理室から独立し、名称も変更した日本カバヤ・オハヨーホールディングス総務戦略室を紹介します。
〇メンバー
20人
総務チーム正社員10名・派遣社員2名、労務センター正社員6名・派遣社員2名

岡山メンバー(左から井上義隆、泉義徳、本郷淳、長田亜佑、米田昂平、小原一輝、草信拓志、吉岡祥志、吉岡容子、近間良恵、近藤友美、東原京子、今井美由紀、伊吹佳代子)

東京メンバー(左から林耕太郎、工藤亜紀、安藤麻依子)
〇勤務地
- 岡山本社(ターミナルスクエア)
- 東京本社(紀尾井町ビル)
- カバヤ食品本社
- オハヨー乳業本社
〇主な業務
- ファシリティマネジメント
(オフィス環境整備とコスト最適化) - リスクマネジメント
(事業継続マネジメント、物理セキュリティ、BCPセキュリティ、安否確認訓練、内部通報窓口、各種損害保険適正化 他) - 労務管理
(人給支払、社会保険、社保教育、労務関連問合せ 等) - オペレーションマネジメント
(規程制定改廃・各種ガイドライン策定、サービス仕組化、社有車管理、名刺管理、福利厚生、郵送物管理、マニュアル作成 他)
横ぐしでグループ全体最適目指す
社員は総務の「顧客」&「仲間」

日本カバヤ・オハヨーホールディングス
総務戦略室 室長 工藤 亜紀
―総務部と総務戦略室の違いについて教えてください。
総務の業務は多岐にわたりますが、「戦略」がつくことで何が変わるのかと言えば、総務が「点」でとらえるのに対し総務戦略は「面」、一カ所ではなく全体最適の視点で物事を考えるイメージです。ルーチン化した業務を予定通りにこなすのではなく、機能を維持しながら企業が抱える課題を解決する、そのために必要な行動を経営側に提案する任務がプラスされます。
「ゼネラリストとスペシャリストを融合し、プロアクティブ(能動的)でスピード感のある組織」が、目指す姿です。
―現在はどのようなことに取り組んでいるのですか。
4月に人事・給与システム、労基関連を専門的に手掛ける労務センターを一つにまとめ、グループに横ぐしを刺しました。今後は、各種の問い合わせに対する統括コントローラーの役目を担う総務サービスデスク、リスクマネジメントやオフィス内のデジタライズ化などのファシリティチーム、規程制定改廃・各種ガイドライン策定などの業務も強化していきます。加えてグループ損害保険の見直しにも取り掛かっています。スペシャリストを増やし、専門チームに分けて全社的に横ぐしを刺し、業務の効率化、コストの見直しと全体最適を目指します。
―工藤さんのこれまでの経歴について教えてください。
新卒で商社に入り、ビル事業部で新規・再開発物件獲得のための提案営業を担当しました。「聖域なき構造改革」を掲げる小泉内閣がPFI事業(民間資金活用による社会資本整備)を推進していた時期で、全国を飛び回り、1週間のうち3日は出張、残りは本社で経費精算や書類作成といった感じでプライベートよりも仕事を優先し、がむしゃらに働いていました。
ところが経理や総務、法務、広報などに配属された同期たちは経営に近いところで働いていて、かつ自己啓発や習いごとに通うなど充実しているように見え、ならば自分もと総務への異動を希望したのですが「君は営業が天職」と言われたことを機に、金型専門商社のミスミに総務メンバーとして転職しました。当時、社員500~600人に対し総務チームはメンバーが3人しかいなかったため、かなりハードな状況でしたが、一通りのことを学びました。マネジメント層からはフレームワークを叩き込まれ、論理的思考に基づき「総務として何をすべきか」と考えることを習慣化できたのは非常に良い経験でした。
―総務のだいご味とは。
その後、デトロイトトーマツグループ総務部門を経て、今年2月に日本カバヤ・オハヨーホールディングスに入社しました。総務経験は17年になります。本社移転や周年行事のほかにコスト見直しやパンデミック対応と多岐にわたり全社プロジェクトにも携わりましたが、これは営業では経験できない総務のだいご味。そのほかどこの部門も拾わないニッチな事案を巻き取ることもあります。一見、縁の下の力持ちに思われがちですが、自分の経歴を振り返ると、営業も総務も変わらないと感じています。営業は顧客が社外にいるのに対し、総務は社内にいる且つ、社員は総務にとって顧客であるとともに仲間でもあるため、一丸となって取り組む際には声がけしやすいというメリットがあります。
―日本カバヤ・オハヨーホールディングスの印象はどうでしたか。
役職に関係なく、お互いのことを「さん付け」で呼ぶなど、フラットな社風はいいなと思いました。一方で、規程やルールはあるけれど、それがブラッシュアップされていないことや、入社から退職までの流れがフレームワーク化(検討事項や進め方を体系的に示す)されていないことは気になりましたね。会議で使う資料のテンプレート化、ポータルサイトでの発信時の書式など、効率化できそうな細かい点にも目が行きました。
―グループの中で、一番に変えた方がいいと思うのはどこですか。
内部統制と法令遵守意識ですね。内部統制は「企業不祥事を防ぎ、業務の適正を確保するための社内体制」を意味します。当社は企業規模が大きく経営層の目を社内の隅々まで行き届かせることは困難になってきています。またマネジメント自身が違法行為に手を染める事態が発生する可能性もあります。不祥事が発生し明らかになれば、企業にとって甚大な損害が発生するおそれがあり、こうした事態を防ぐためには、内部統制システムを整備し、不祥事に対する自浄機能を備えておくことが重要になります。
―社員へのメッセージをお願いします。
総務戦略室のフレームワークは「受けて 回答 受けて つなぐ」です、企業の血の巡りをよくし、組織の動きをスムーズにするのがミッションです。そのために社内コミュニケーションのパイプ役となり、さまざまなことに取り組んでいることを皆さんに深く知っていただきたいと思っています。