―実際に得意先を担当するようになりいかがですか 。
塚原 正直大変ですが、自分主導でやれているので、「仕事をしているな」という感覚は強くなっており、「悩むことを楽しむ」ようにしたいと思っています。アポを取りながら、子どもの急な発熱等で相手に迷惑をかけるかもと心配でしたが、比較的融通の利く夫のスケジュールも事前に確認するよう工夫しています。
最初は1人でため込んでしまいましたが、どうにもならないことは結構あります。子どもも仕事も大切にしたいのであれば、嘘をつかないというか、自分がやりたいことを周囲にきちんと伝えて、どうするかを考えた方がいいと思っています。
―大森さんは子どもが産まれた後、ぶち当たった壁をどう乗り越えたのか、また意識の変化はありましたか。
大森 塚原さんともかぶりますが、共働きなので残業が当たり前ではなくなったことや、急な出張が入った時も妻の予定を確認して調整しなければならず、働き方は随分変わりました。保育園に子どもを迎えに行くため定時に退社すると、「(会社に)あまり貢献できていないんじゃないか」と感じ、うしろめたさを感じてしまいます。共働きで、お互い地元を離れており、頼れる人がいない中での子育てのため、家庭内で調整したり、会社の人にしっかり説明して理解してもらうしかありません。周りの方々の支えがあって今の生活が成り立っていると思うので、感謝の氣持ちだけは、絶対に忘れてはいけないと思っています。
―奥さんや子どもと接するとき、何か意識して心掛けていることはありますか。
大森 日常が大変な分、以前より家族旅行は増えました。子どもに対しても、普段は仕事に追われてあまりかまってやれていないので、出掛けるときは、仕事のことは忘れてしっかり向き合うように意識しています。
また、平日の子どもの迎えや食事はほぼ妻に任せっきりなので、休日は妻がリフレッシュできるようやりたいことを家族3人でやっています。
塚原 私も以前は仕事のことを家でも引きずり、つい子どもにきつく当たってしまうこともありました。今は休日に急ぎの仕事があるときなどは、夫に正直に話し、半日だけ子どもを外に連れて行ってもらい、その間集中して仕事をこなし、すっきりさせて午後は家族で遊ぶなど、仕事と子どもの世話にメリハリをつけるようにしています。
