日本カバヤ・オハヨーホールディングス
社外取締役 大橋一陽
日本カバヤ・オハヨーホールディングス社外取締役の大橋一陽は哲学者、全日本ヨガ連盟代表理事など多彩な「顔」を持つ国際企業人でもある。日本カバヤ・オハヨーホールディングスグループにとって縁深い哲学やヨガとの出会いなど、「人間・大橋一陽」に迫った。
大橋と哲学の出会いは高校時代までさかのぼる。通っていた高校は神奈川県鎌倉市内で、近くには禅寺の建長寺や円覚寺があり、そこで行われていた坐禅に興味を持った。もともと自分の身体と精神の能力を高めたいという想いがあったことに加え、ちょうどそのころ叔父や親友の死を経験したことから「なんで人は生きているのだろう」「死ぬとはどういうことなのか」と、命に関する思索を始めるようになったという。
禅に関する本などを読みふけり勉強したものの、死に対する答えをすぐには見つけることができず、いったん哲学から離れ、国連職員を目指して東京大学を受験したが失敗。ヒエラルキーの中で生きることがつらくなっていた浪人中、哲学者キルケゴールの著書「死に至る病」を読んだ。読者をキリスト教信仰へと導く内容で、「小難しいけれど、みんな一生懸命突き詰める作業をやっている」と感じ、いったん脇に置いていた「“なんで”を繰り返していく作業=哲学をやってみよう」と考えるようになり、アメリカの大学の哲学部に進学した。

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